よりビールを美味しく飲むためのバイブル「ビールの教科書」

ビールをより美味しく飲みたいと思っても、知識がないから楽しめない!

ビールの知識をもっと知りたい!

今回は、そんな人に役立つ書籍をご紹介します。

本書の内容

ビールの歴史、世界のビール事情、原材料、製造工程、鑑定法まで紹介する充実した内容である。

様々な情報が載っている本書ですが、著者はあくまで「ビールの人生をより華やかにする」ことを大切にしており、一般的なビール好きが持つビールの知識を、この道のプロ並のビール通と思われるくらいのレベルまで引き上げることを目的としています。

本書のポイント

1.ビールに、8世紀頃からホップが使われるようになる。ホップの抗菌性の高さが、それまで腐敗しやすかったビールの醸造に大きく貢献し、生産数も向上。ビールはヨーロッパを中心に、地域別にそれぞれ発展する。

2.「生ビール」は、日本人の「生」へのこだわりと宣伝イメージの戦略によって生まれた。製造の仕上げに低温殺菌せず、フィルターで酵母を濾過。

3.麦芽の焙燥の具合で、ビールの色や味や香りが変わる他、米やトウモロコシなどを加えると、さっぱりとした味わいになる。

本書の内容を少しだけ紹介

ビールの歴史

ビールの歴史はとても古く、今から約8500年前に麦などの農耕が始まり、約5500年前に楔形文字で「ビール造り」の記録が残されており、この間にビールが造られたと考えられております。

当時のビールは、現在の圧力容器や冷蔵装置がなかったので、炭酸による発砲性は乏しかった。また、でんぷんなどの分子を酵母によって消化できる大きさに変える工程が無かったため、甘みが残ったビールだったそう。そのため、古代エジプトでは、様々なハーブを入れて甘味を抑えるようにしていたそうです。

古代エジプトでは、ビールは嗜好品ではなく、報酬、貨幣代わりに使われていた記録もあります。

ビール醸造を変えたホップの存在

ヨーロッパにおいて、初期のビールは、大陸のビアーと、英国のエールとして、それぞれ発展していきました。

ホップがビールに使われるようになったのは、8世紀頃のドイツが最初に使用した言われております。

アルコール度数が低く、腐敗しやすかったビール醸造できたが、抗菌作用に優れているホップを使うことで、品質向上に繋がる。

一方でホップを大量に使用すると苦味が増すことから、味を整えるために苦労があったと思います。

エールとラガーの違い

ビールは大きくエールとラガーに別れており、大きく違いのは酵母である。

現在、世界のビール市場において、主流となっているのはラガーであるが、ラガーはエールよりも歴史が浅いです。ラガービールの製造は、15世紀後半のドイツ・バイエルン地方で偶然発見される。

現在、バイエルン地方は、ビールの都と呼ばれているが、当時はドイツ北部アインベックなどの都市に比べると、ビールの品質が悪かった。

しかし、16世紀の終わりに王室の公認プロジェクトとにより、アインベックが本場とされているボック・ビールのスタイルを引き継ぐ。そして、改良を重ねバイエルンで美味しくボック・ビールが誕生した。

現在、バイエルンで誕生したボック・ビールは、ラガービールとして定着しているが、アインベックで造られた当初はエールビールでした。

最後に

ビールの知識をもっと知りたい、より美味しくビールを飲みたい方にはおすすめの本書なので

是非読んでみてください!