ジュニパーベリーとは、セイヨウネズという低木の果実を乾燥させたスパイスで、ジントニックなどのスピリッツに、香り付けとして使われています。
今回は、そんなジュニパーベリーの特徴について紹介します。
ジュニパーベリーの生態
低木で分布域が広く、種内でも非常に遺伝的な多様性いくつかの亜種があります。北アメリカ、アジア、ヨーロッパなどで多く自生しており、日本ではセイヨウネズと呼ばれています。
通常だと非常に苦く、食べることは困難ですが、乾燥させるとウッディーで刺激的な風味に変化します。
ジュニパーベリーの効果
内蔵機能促進
ジュニパーベリーは、消化液の分泌を促進し、消化機能を助ける働きがあります。また、体内の毒素を排出する働きがあり、利尿作用、デトックス効果による美容作用もあります。
メンタルの効果
ジュニパーベリーには、リラックス効果があり、快眠作用もあります。その特徴を活かして、アロマオイルにも使用されています。また、抗うつ作用もあり現代社会に疲れた時にオススメです。
ジュニパーベリーの用途
お酒
ジントニックなどのスピリッツなどに香り付けとして使用されており、通常はジュニパーベリーやボタニカルなど複数使用します。
中には、ジュニパーベリーのみを使用したジントニックもあるので、気になる方は調べてみるといいと思います。
ハーブティー
森の木々を思わせるような香りと少し甘味のある香りが広がり、さっぱりとした味わいが特徴です。
胃腸の調子が少し優れない、集中力を高めたい時などにオススメです!また、発火作用がある為、女性などに多い冷え性にも効果が期待出来ます
エッシェンシャルオイル
ジュニパーベリーのエッセンシャルオイルは森林を連想させる爽やかなウッディ―でスパイシーな香りが広がります。リンパの流れに沿ってマッサージすることで、発汗作用や解毒作用で毒素を体内から排出してくれるので、さらなるデトックス効果が期待出来ます。
ここからはジュニパーベリーを使用・服用するに当たって副作用や注意点について
解説していきます。
ジュニパーベリーには通常、使用する分には問題ありませんが、稀に副作用を起こす症状が報告されていますので、以下にまとめました。
妊娠中・授乳中の方
ジュニパーベリーは子宮収縮作用があり、流産を引き起こす可能性があリます。該当する方は使用を控えるようにしましょう。
糖尿病の治療薬を服用している場合
ジュニパーベリーは肝臓や腎臓にも影響があります。そのため、血糖値を下げる作用があり、糖尿病の治療薬と併用することで、血糖値が必要以上低下する恐れがありますので使用は控えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ジュニパーベリーを効果的に使用・服用することにより、
心身共に健康的な生活をサポートしてくれることが分かったと思います!
明日からジュニパーベリー を取り入れた生活を取り入れてみてはいかがでしょうか。